2021年はみんな買えなかった!コロナと良い物件の関係とは?

 

 

 こんにちは。姫ちゃんです。

 

 連日、新規感染者数が高止まりしているコロナですが、みなさまは元気にお過ごしですか。

 

姫ちゃんのまわりでも、ちらほらと感染している人が増えていて、他人事ではないなと日々実感しています。

 

 まだまだピークアウトまではもうしばらくかかりそうな気配のコロナですが、2020年および2021年にかけて

 

コロナの増加傾向と投資用の一棟モノ不動産の関係について、データが出そろってきたのでまとめてみました。

 

 まず前提として、新規感染者数は東京都の新型コロナウイルス感染症陽性者数のサイトより、東京都全体の陽性者数の日次データを月次集計したものを用いました。

 

東京都の陽性者数データは2020年の1月14日からしか記録がなかったため、2020年1月のみ半月分のデータとなります。

 

 また、一棟モノの投資物件の新規登録件数(=物件出現件数)は、弊社にて日々、確認しているレインズ掲載データを基に、「東京23区内」「利回り8%以上」「所有権」「再建築可能」という書類スペック上合格ラインを超えたものの数となります。

 

あくまで書類スペック上の合格ですので、現地に行ってみると、ボロボロだったり、風呂なしだったりという、実際には使い物にならない物件も含まれたデータです。

 

まぁ新型コロナウイルスの感染者数と儲かる物件数を比較するだけなので、傾向を見ることは可能です。

 

また、物件の利回りを「8%以上」としたのは、東京23区内で投資用ローンを引いて購入した場合、ちゃんとキャッシュフロー(C/F)がプラスで儲かる最低ラインだからです。

 

前提を踏まえて、下記URLに掲載された表を見てみてください。

 

 

 

 表を見ると一目瞭然ですが、2021年の1月及び8月にはコロナ新規陽性者数が増加し、それに反比例する形で物件数が減少していることがわかります。

 

感覚的にもコロナが増えると、結果として投資物件も減るという関係はありましたが、やはりその感覚はあっていたようです。

 

 またこの表をからは、2020年の10月くらいまでは平均して月に60~70件ほどの新規物件が出ていたのですが、2021年には月に20~30件程度に半減していることもわかります。

 

コロナで景気の悪かった2020年に輪をかけて、2021年には本当に良い物件が激減していたということが裏付けられるのです。

 

 毎日、物件を探し続けている姫ちゃんたちの感覚でも、本当に2021年は良い物件が出ませんでした。

 

全体的に物件が高騰し、一部の高利回り物件に買付が集中するのでほとんどの人は買えませんでした。

 

 2021年は「良い物件が出ない」というお客さんたちの怨嗟の声が日々届いていました。

 

 姫ちゃんの所に来るお客さんは、ほとんどの人がみなさん真面目な努力家なので「買えないのは自分の努力が足りないのでは?」と思い、一生懸命に動いていました。

 

 本当にえらいです。ただ、みなさん安心してください。

 

統計を見ればわかるように、2021年は「良い物件を買えないのが当たり前の一年」だったのです。

 

けっして、みなさんの努力が足りないからではありません。

 

 2021年はみんな買えない年だったのです。

 

 社会情勢の問題で物件が高騰しているときに、努力しても空回りして疲弊するばかりです。

 

果報は寝て待てといいます。

 

あせらず自己資金を貯めつつ、勉強して次のチャンスが到来するのを静かに待ちましょう。

 

でわでわ。