地価下落のニュースがでましたね。
全体としては下落傾向ですが、各都道府県ではどうでしょうね。
詳しくは本日の内容をお読み下さい。
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■本日の内容■
地価下落と固定資産税の季節
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こんにちは、姫ちゃんです。
今日は9月末です。
固定資産税の支払いの最終日です。
今期分の固定資産税がまだの人は、ちゃんと支払っておきましょう。
ちゃんと固定資産税を支払っておかないと、納税証明ができず、
物件購入のための融資が下りなくなるので気を付けましょう。
やばい!忘れた!という人は、数日程度ならとりあえずコンビニで支払えば間に合うのでさっさと支払いましょう!
以上、四半期ごとに恒例の固定資産税支払日についての連絡でした。
さて、2020年の地価調査結果が公表され、地価下落がニュースになっていますね。
ということでさっそく国土交通省からデータを引っ張ってきて細かく見てみました。
全国の住宅地や商業地などの傾向はニュースに出ているので、今日はその詳細として47都道府県単位での住宅でどうなっているか見てみましょう。
図表から、去年と今年でそれぞれ前年比で上昇・下落を都道府県単位に見ると
2019年では47都道府県中15都府県において、住宅地の地価が上昇してたのに対し
2020年ではたったの5都県しか住宅地の地価が上昇していないということがわかります。
具体的には2020年に上昇している都県は
・宮城県(0.1)
・東京都(0.2)
・福岡県(0.8)
・大分県(0.1)
・沖縄県(4.0)
の5つです。
※( )内は伸び率のポイント数
他の42道府県については全部下落です。
上昇している県の中で、特に伸び率が高いのは「沖縄県」の4.0ポイントです。
他の4都県が0.1~0.8ポイントしか上昇していないのに対し、沖縄だけが高いのは興味深いですね。
まぁ、だからといって沖縄が投資すべきかといわれたら、そう単純ではありません。
しょせん統計はマクロ指標ですからね。
全体の傾向は見えても、個別の施策の意思決定に直接関与するような指標ではありません。
マクロの指標を見て、「沖縄だ!!!」とか言って、短絡的に投資しないように気を付けてください。
次回は、もう少し細かく見ていきます。
でわでわ。