===========================
■本日の内容■
姫ちゃん、商魂たくましいというか・・・
===========================
こんにちは、姫ちゃんです。
融資は相変わらず厳しくなりつつありますね。
そんななか、商魂たくましい大家さんに会いました。
その方は、外国の方なのですが、日本で大家さんとして何棟も物件をもっているすごい人です。
しかも、首都圏の好立地な物件で利回り15%とか30%とかをたたき出しているのです。
その大家さんが高利回りをたたき出す秘訣は2つです。
一つは圧倒的なコストカット
もう一つは、われわれがまねできない集客力
です。
一つ目のコストカットですが、私も大好きなDIYを極めることで行っています。
具体的には、ユニットバスやシステムキッチンさえ自分で取り付けてしまうとのことなのです。
オークションサイトなどで、ユニットバスやキッチンなどの展示品を格安で仕入れ、通常の金額の五分の一くらいで買うことができるとのことです。
もちろんユニットのサイズが異なったりするのですが、それは間取り変更を自分で行ってしまうということで、本当に大工さんと同じくらいすごいDIYをしています。
外壁塗装なども自分でやってしまったり、あと工務店勤務の友達を格安で動員したりしてやるという徹底ぶりです。
庭部分をコンクリで固めるのも自分でコンクリを練って行ったそうで、本当に脱帽ものです。
その方の場合専業で大家さんをやっているわけなので、日中など時間があるという理由でサラリーマン大家以上にDIYできても不思議ではありませんが、それにしても玄人すぎます。
それから、二点目の集客力です。
これはなかなか、我々がまねできない手法ですが、その方の集客のポイントは、外国人向けのサイトに外国語で募集をかけるというものです。
失われた20年と呼ばれ元気のなくなった日本ですが、それでも、まだまだ日本で仕事をしたいという外国人は多数存在しています。
そいういった人たち向けに外国語で集客するのです。
当然、募集する人たちは外国人ですので日本語はほとんど話すことができません。
彼らは日本に来てから日本語学校などで勉強しながら覚えるスタイルなので、日本に来る前に外国語で家を探すわけです。
ここにデマンドとサプライのギャップが存在するわけです。
不動産業者はほとんどの場合、日本語しか話せないわけで、外国語で募集をかけられるだけで大きな差別化ポイントになります。
物件は余っていても、外国語で最初からやり取りできる物件は不足しているということなんですね。
さらに、日本人だったら一人一部屋で入居するところを、2人、3人で入居させ、利回りを上げるという徹底ぶりです。
確かに東京周辺は家賃が高いので、一人で借りるよりも複数人で借りたほうが、一人あたりは安くなります。
そして大家さんとしては、一人に5万円で貸すより、3人に3万円ずつで一部屋を貸すほうがトータルとしての家賃は増えます。
本当に徹底しています。
へたな倫理観やらに縛られている日本人にはなかなか難しい経営の仕方かもしれません。
まぁ商魂たくましいというか、自分が良ければ何してもよいと思っているのかわかりませんが、投資家としてはある一面では学ぶべきところがあるなとも思った次第です。
えっと、このメルマガを読んで自分も外国人向けで超高利回りなやり方やってみたいと思った人は、お気を付け下さい。
あれは誰にでもマネできるものではありませんからね。
そもそも専業でないとできないし、外国語ができないとダメだし。
そうとう破天荒なことをしてリスクを負っていかないと、利回り15%とか30%とか、そんなうまい話はありませんからね。
でわでわ。